わかりやすく解説!JavaScriptのfilterメソッド入門

JavaScriptで配列を効率よく扱うfilterメソッドとは?

JavaScriptでは、配列(Array)から特定の要素だけを取り出すためにfilterメソッドが提供されています。これはある条件に一致する要素だけを新たな配列として作り出す非常に便利な機能です。

filterメソッドの基本的な使い方

単一条件での配列の絞り込み

filterメソッドを使用して、数値が格納されている配列から偶数だけを取り出す例を見てみましょう。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6];
var evenNumbers = numbers.filter(function (number) {
    return number % 2 === 0;
});
console.log(evenNumbers);
// Output: [2, 4, 6]

このコードでは、「number % 2 === 0」という条件式で偶数だけを絞り込んでいます。

複数条件での配列の絞り込み

次に、複数条件で配列を絞り込む例を見てみましょう。今回は、数値が格納されている配列から偶数かつ4より大きい数だけを取り出す例です。

var numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6];
var filteredNumbers = numbers.filter(function (number) {
    return number % 2 === 0 && number > 4;
});
console.log(filteredNumbers);
// Output: [6]

このコードでは、「number % 2 === 0 && number > 4」という複合条件で絞り込んでいます。

まとめ

filterメソッドはJavaScriptの配列を取り扱う強力なツールです。初学者でもコードの読みやすさ、適用の幅広さから非常に便利で使用頻度も高いです。 JavaScriptの理解を深めるためにも是非使ってみてください。