はじめに
Webページで改行といえばタグですが動的に生成された文書に改行を入れるのは難しいもの。
そんな時は、CSSのword-breakプロパティが便利です。今回はword-breakを使ってHTMLの改行を制御する方法を紹介します。
word-break: break-all
div {
word-break: break-all;
}
このように指定した場合、単語が行の端に達した場合、単語を折り返して改行します。
word-break: keep-all
div {
word-break: keep-all;
}
このように指定した場合、日本語など(アジア言語)を含む文章では、単語の途中で折り返しを行わず、単語単位で改行します。
word-break: break-word
div {
word-break: break-word;
}
このように指定した場合、単語の途中でも折り返しを行いますが、break-allよりも単語全体を重視します。
word-break: normal
div {
word-break: normal;
}
このように指定した場合、ブラウザが自動で適切な改行位置を決定します。